IT導入補助金特別枠(C類型)

正式名称は「サービス等生産性向上IT導入支援事業」です。
中小企業・小規模事業者等が生産性の向上に資するITツール(ソフトウェア等)を導入するための経費の一部を補助することで、中小企業・小規模事業者等の生産性向上を図ることを目的としています。
以下に2020年度のIT導入補助金の概要を記載します。
対象者:
中小企業・小規模事業者等(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)
受付期間:
通年
対象経費:
特別枠(C類型):交付決定日以降にITツールの契約・納品・支払いが完了するもの。
PC、タブレット端末等のハードウェアにかかるレンタル費用も補助対象。
補助率&補助上限額:
特別枠(C類型):30万円~450万円で補助率は2/3、もしくは3/4となります。
その他注意事項:
2020年度より、賃上げ目標・要件がありますので、ご注意ください。この要件は従来のIT補助金にはなかった要件となり、かつ、公募要項内に、
〇申請時点で、申請要件を満たす賃金引上げ計画を従業員に表明することが必要。交付後に表明していないことが発覚した場合は、補助金返還を求める。
の記載がありますので、使い勝手が悪くなった面があります。
しかし、裏を返せば、元々IT導入補助金は、申請した会社全てが採択(合格)されるわけではないため、申請数が少なくなるようであれば、適切な資料を作成して申請すれば採択(合格)されやすくなったとも言えます。